慶應義塾大学医学部 心臓再生医療センター 導入事例
AC800 大量培養CO2インキュベータ
AC800は、自動制御式ロボットハンド内蔵の大量培養CO2インキュベータです。
細胞培養容器を無菌操作ユニット側から取り込み、培養ステージへ自動ロボットハンドが搬送。
細胞培養容器など、庫内で使用済みとなった物は、廃棄物搬出専用ボックスから排出。
インキュベーター内で必要な作業全般を可能にしました。
自動搬送用ロボットハンド
多層培養容器及び専用CO2チャンバーなどの細胞培養容器を、無菌操作ユニット側から取り込み、培養ステージに搬送します。本体は、過酸化水素蒸気除染による耐腐食性を有しています。
映像にて概要をまとめております。先端の「AC800 大量培養CO2インキュベータ」をご覧ください。
オプション追加機能
廃棄物搬出ボックス
搬出作業の効率的な運用を進める為、庫内に廃棄物専用の搬出ボックスを設置しています。使用済みの多層培養容器及び専用CO2チャンバー、培養容器などをロボットハンドで、廃棄ボックスに搬送します。
専用CO2チャンバー
小型培養容器(フラスコ、培養ディッシュ)が収納可能です。
顕微鏡ユニット
BioStudio-Mf(ニコンエンジニアリング社製)は、多層培養容器の観察用に開発されました。LED照明、位相差観察、任意ポイントのタイムラプス撮影も可能です。ロボットハンドで観察窓に搬送された多層培養容器の観察を行います。
CO2強制通気機構
多層培養容器及び専用CO2チャンバーへ、5%CO2ガスを強制的に通気することで、細胞の培養環境を維持します。
オプション追加した「AC800 大量培養CO2インキュベータ」がご覧いただけます。
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