閉鎖系システム(アイソレータ技術)をベースとした自動化の実現
iPS細胞由来臓器製造システム
【公立大学法人 横浜市立大学大学院医学研究科 臓器再生医学 先端医科学研究センター 導入事例】
iPS細胞由来臓器製造システムは、アイソレータ間をインターチェンジユニットで連結し、複数の異なる細胞を同時に大量培養可能にします。使用資材も除染してシステム内にストックでき、必要に応じて指定のアイソレータへ自動搬送します。
使用資材も随時除染してストックでき、必要に応じてアイソレータへ自動搬送。
アイソレータ間をインターチェンジユニットで連結し、複数の異なる細胞を同時に大量培養可能に。

映像にて概要をまとめております。先端の「iPS細胞由来臓器製造システム」をご覧ください。
システム全体図
このシステムは、既存の閉鎖系システム(アイソレータ技術)をベースに、無菌操作ユニット・サプライストックユニット・インターチェンジユニット・パスボックスユニット・過酸化水素蒸気発生ユニット・自動搬送細胞培養ユニットで構成されております。

除染パスボックスユニット

- 原材料・資材を搬入する
- グレードBの環境を維持し搬入した資材を除染可能

サプライストックユニット

- 収納ケージが6個ストックされ、任意のケージをインターチェンジユニットのトレイへ載せる
- グレードBの環境を維持し、搬入した資材を除染可能


インターチェンジユニット

- パスボックスや無菌操作ユニット間を資材を載せたトレイが移動しグレードB環境下で無菌的に搬送可能
- 無菌環境下で移動・保存可能


無菌操作ユニット

- 最大5ユニットまで接続可能 (左図は3ユニットの接続例)
- 日本薬局方の清浄度グレードAの環境を維持
- 過酸化水素除染対応
- ロボットインキュベータと接続
- 遠心機・観察モジュール内蔵


自動搬送細胞培養ユニット

- 扉を解放せずに培養容器を搬出入可能
- 過酸化水素除染対応
- 細胞観察装置内蔵


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