OQ(Operational Qualification)とは、運転時適格性確認と訳され、「据付け又は改良した装置又はシステムが予期した運転範囲で意図したように作動することを確認し文書化すること」です。
つまり、機器・装置が仕様書通りに期待されている能力を発揮するかどうかを確認し、文書化することです。
CO2インキュベーターであれば温度やCO2濃度、バイオハザード対策用キャビネットであれば風量や微粒子数といった、実際に動作しなければ点検できない項目について確認をします。
前提として、バリデーションの前段階であるIQの確認事項をクリアしていることが条件ですが、各々の評価結果に影響がない場合、IQとOQ、又はOQとPQ(Performance Qualification:性能適格性確認)を同時に実施することもあります。